まとめ

まとめ

なるべく地主の視点から話をしてきましたが,借地人としても地主のことを知れば何に注意すべきかがわかるはず。
地主としては,できることはすべてするつもりで借地権者と交渉をすることが重要である。
結局,いい地主であり続けたいという気持ちは理解できるが,借地関係を終了するにはうるさい地主でなければならない。
賃料の増額も,借地権の譲渡承諾をしないこと,更新料を請求すること,増改築の承諾をむやみにしないこと,更新をする場合でもむやみに長い期間を定めないこと,などなど,こうしてみると大変なことばかりであるが,そのために専門家がいるのである。
一度,街の不動産屋さんや弁護士に相談してみることから始まることもあると思います。何もしないと,借地人の有利にことは進みます。

投稿者プロフィール

弁護士 鈴木軌士
弁護士・宅地建物取引主任者。神奈川県にて25年以上の弁護士経験を持ち、特に不動産分野に注力している。これまでの不動産関連の相談は2000件を超え、豊富な経験と知識で依頼者にとって最良の結果を上げている。
事務所概要
弁護士法人 タウン&シティ法律事務所
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民法改正開催延期(日時未定)横浜市開港記念会館7号室